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雨後のイワナ釣り


今年の天気はどうもおかしい、お盆までは雨が降らずその後はとどまることを知らぬかのようによく降る、米作りだけではない、何事も同じだがこう極端に偏らず平均的に経過してくれれば助かるのだが。

昨夜の天気予報は20パーセントの確率だったが、実際に今日になったらとんでもない大雨になった、庄内地方に「大雨洪水注意報、雷注意報」が出ていますと言っていた、今年の天気予報は気象庁も振り回されている。

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※ 釣れた見事な姿形をした20センチのヤマメ。

「今日の午後ならいい水具合になって、イワナやヤマメが総出で餌を追っているだろう、しかしこの雨を狙っている釣り師が私だけとは限らないから、なるべくなら今日のうちに釣りに行くのが一番いい」、、、雨後の増水が意外に早く平水に収まることも有る、、、、とは思ったが、他の予定があってゆくことは出来なかった。

仕方がない明日にするかと思った、若いときにこんな決断は出来なかった、一度イワナ釣りに行くか、、、、と思えばもうどんな用事があろうが、「大雨洪水警報が出ているときに釣りに行く人がありますか」と家内が足にしがみ付いても、「降りすがる女房を蹴飛ばしても」行かずばならなかった、年を取るということは有り難い心にゆとりが出来て波風が立たなくなった。

4km甲斐犬との散歩を終えて朝食にした、「玄米パンに納豆を一パック乗せて、さらにゴマをすりながら納豆が見えなくなる程に掛けて、ウコンの粉末を入れた大豆タンパクを牛乳代わりに飲んで」おわる。

今日は11時半には歯医者に予約もある、食事が終わってもまだ朝の6時半だった、今から山に向かうのに30分かかる、2~3時間釣って11時に納竿して戻れば予約をすっぽかさずに済む。

こうしてまで釣りに行った昨日を振り返ってみると、75歳にもなったが20代の若い頃と大した進歩をしていないことが分かる、今でもイワナ釣りに行こうと決めるとやたらに気がはやるのだ。

本流をさけて小沢に入りエサの川虫を獲った、モンカゲロウは世代交代してすっかり小ぶりになっているが何とか使えそうだ、山奥に入るわけではない車がどんどん行き来する舗装道路から草生した空き地に車を入れた。

思ったよりも水は出ていなかった、濁りも少ないこれでは勝負するというよりもずるがしこい相手をいかにだますかの釣りになる、ちょっと弱気になってハリスを0,6号にした。

合わせ切れしない様に気を付けないと、あら嬉しや食いついたか、、、と思う間もなくハリス切れになる、人家の裏から竿を出してみた、誰も釣っていなければいいのが釣れるところだった。

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土手の上から6mのハエ竿を伸ばしてみたがいくら技術の粋をふるってみても反応がない、居れば食いつくはずだった、やはり誰かが昨日あたり釣りに来たのか。

下流に下がりながらいいポイントを釣ってみたがどこを探ろうが出なかった。やはり一足遅れたのだろう何処の何方かわからないが先を越されたのだ、せっかく楽しみにして来たが付いていなかったようだ。

あきらめて上流に向かった、右から1本の流れが合流する、、これは沢ではない、山かげの五十川からトンネルで庄内平野の稲作のために水を引く貴重な水路だった。

ここから上の本流に望みをかけた、しかし出なかったいくら丁寧に時間をかけて探ってもダメだった、右に孟宗の竹林があるそこを過ぎたところにいいポイントが出来ている。

この間来た時にここで33cmの良いやつが釣れた、「細いハエ竿が引き回されて面白かった」果たして今日は?下の本流から遡ってきたやつが居ればここを棲家にしたくなるはずだ、今日だってこの水具合ならいても可笑しくない。

しかし駄目だった下手の広がりをゆっくり攻めてみたがあたりは来なかった、この間はもっと強い濁りの中で最初の流しで食いついてきたのだが、中ほども、流れ込みもあたりは来なかった。

DSCN0090

ここで大雨が降ってきたしばし大木に身を寄せて休憩にした、「これで付きが変わるといいのだが」、これが良かったのかその直後に当たりが来た。

渕の上の変哲もないポイントだった、振り込んだ仕掛けが逆流に乗って流れ込みの石に近ずいたところで当たりが来た、期待もしないで合わせたらずっしりとした感触が来た、これは大きい尺ものがいたようだ、浅い流れの中で姿を見せずに引き回された。

流芯を横切って向こうに回ったり、流れに乗って下手に走ろうとしたり、、これは大きい尺どころではない、「0,6号のハリスが持つか?、」細い仕掛けを引きちぎって走る力は有りそうだ。
相手に合わせて動き回るのはもう不可能だ、何とかこの狭いポイントから出さずに弱らせるほかない、ハエ竿を大きく曲げて引き回された。

やりとりする時間だけは有った、見えてきたのはざっと尺2寸は有る、もう何年も釣っていない大物だ、背中の手網を下ろして掬った。

白い泡となって流れる流芯の右、変哲もないポイントで当たりが来た、すぐ下に有る良いポイントから出張してここで餌を食っていた様だ

白い泡となって流れる流芯の右、変哲もないポイントで当たりが来た、すぐ下に有る良いポイントから出張してここで餌を食っていた様だ

こいつは下手の住処から出張してここで餌を食っていたのだろう、こんな所にいる奴ではない、一冬かけて作った栢(かや)木(のき)の自慢の手網が初めて役立った、結構手間暇がかかったが丸でこの日のために作ったようだ、その後28cmのイワナ、20cmのヤマメが2匹釣れて納竿した。

このイワナとヤマメはまた焼き立てに醤油をかけて、大根おろしで食べてみよう、旨い筈だこの川で育った魚はどこよりも格段に味が良い

このイワナとヤマメはまた焼き立てに醤油をかけて、大根おろしで食べてみよう、旨い筈だこの川で育った魚はどこよりも格段に味が良い

大根おろしで食べる

大根おろしで食べる

引退して新たな生活に入ってみると、釣りを趣味にしたのはクラゲに出合ったことよりも幸運だった気がする、1週間は殴られても笑って過ごせるだろう。

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